トピックス

「おおいたの野生植物写真展」の開催のお知らせ

 MIX078ツクシアザミ_KI164-トップ用.jpg別府大学短期大学部名誉教授の荒金正憲先生は、短期大学部初等教育科の教授、また附属幼稚園の園長として初等教育の分野で尽力されました。また長年、大分県の野生植物の研究に寄与され、大分県内の野生植物研究の第一人者として活躍され、荒金先生が約40年にわたって記録した植物スライド(約11万点)は、本学に寄贈いただき附属図書館で保管をしています。
 この度、荒金先生の植物研究を紹介する「おおいたの野生植物写真展」がJ:COMホルトホール大分にて開催されることになりました(主催:おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト)。写真展は、本学附属博物館所蔵の植物スライドから現像した野生植物の写真約50点をはじめ、荒金先生の植物研究に関する資料が展示されます。
 『レッドデータブックおおいた2022(発行:大分県)』によると、シダ植物・種子植物・蘚苔類を合わせて852種もの野生植物が絶滅の恐れにあるとされており、大分の貴重な野生植物が危機的な状況にあります。荒金先生が撮影したスライドには絶滅危惧種も多く記録されています。今回の写真展を通じて、大分の自然環境の豊かさに気づき、植物が生息する環境が未来につながれていくことを願っています。

 「おおいた野生植物写真展」
会期:2024921日(土)~27日(火)10001700
会場:J:COMホルトホール大分(大分市金池南1-5-1)1F小ホール前
主催:おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト
協力:サイエンスフェス2024 in大分実行員会、大分合同新聞社、別府大学・別府大学短期大学部
※写真展は、921日に開催される「サイエンスフェス2024 in 大分」の企画としても展示されます
※入場無料

MIX040ヒメユリ_KI080_RDB22-CR.jpgのサムネイル画像MIX014キエビネ_KI026-RDB22-CR.jpgのサムネイル画像







写真左:ヒメユリ(Lilium concolor var. partheneion)

写真右:キエビネ(Calanthe sieboldii)
撮影ともに荒金正憲

「おおいた野生植物写真展」の開催にあたり、「おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト」が立ち上がりクラウドファンディングを実施しています。貴重な大分の野生植物を未来に残すために、ぜひご支援のご検討をお願いいたします。プロジェクトはこちら↓↓
消えゆく大分の貴重な野生植物、みらいに残すための写真展を参加費無料で開催したい!

 

[投稿日:2024年9月 3日]