トピックス

82歳の大学院生(博士前期課程)馬場 駿二さんに学位を授与

82歳の大学院生(博士前期課程)馬場 駿二さんに学位を授与

 今年度、82歳の社会人大学院生の馬場駿二さんが、博士前期課程(文学研究科 文化財学専攻)を修了し、3月20日の「令和3年度卒業(修了)証書・学位記授与式」において学位記を授与しました。本学大学院では本学最高齢の修了生となり、今年度の学長特別表彰にも選ばれました。
 馬場さんは、住宅建設会社を経営する傍ら、64歳で本学の文化財学科(現史学・文化財学科)に進学。卒業後も研究生、科目等履修生として大学での学びを続けていました。同じ研究室の社会人大学院生が、教員を続けながら、修士課程を修了したことに刺激を受け、2018年4月に78歳で大学院へ入学。ふるさとである竹田(旧岡藩)地域の水田開発、水路開発を研究テーマとし、飯沼賢司教授の指導のもと修士論文を書き上げました。今回の論文では、飯沼賢司教授の「環境歴史学」の視点を入れながら、旧岡藩の地形環境と水路の開発について古代から近代までをトータルに論じています


IMG_5250.jpg

 

[投稿日:2022年3月30日]