高崎商科大学とオンラインで合同SDを実施しました
8月24日(火)に、高崎商科大学(群馬県高崎市:学長・渕上勇次郎)と本学とで事務職員を対象にした、合同SDをオンラインで実施しました。コロナ禍で大学職員の研修や情報交換をする機会が少なくなっていることから、両大学で研修を企画。今回は遠方の大学間の研修ということで、事前の打ち合わせから「Slack」や「ZOOM」などのオンラインの会議システムを活用し、新しい時代の研修スタイルで実施しました。
研修の実施にあたり、双方の大学から7名が研修の担当者となり準備を進めました。押しつけではなく楽しめる研修を目指し、研修名も「研修を楽しむ!ストレス発散研修」としました。事前に話したい事を募集したり、ざっくばらんに意見交換できるような雰囲気づくりを心掛けました。
当日は、両大学から46名(別府大学18名、高崎商科大学28名)が参加。開催にあたり、両大学の事務局長が挨拶しました。最初に、本学宇野事務局長が「短い時間ですが、みなさんの今後にプラスになる交流ができればと思っています。今回の機会を通じて、両大学の職員ががよき友人、よきライバルとなり、切磋琢磨していけることを希望しています」と挨拶しました。続いて、高崎商科大学の鰐渕一夫事務局長が「群馬県は緊急事態宣言下にありますが、このようなかたちでSDを開催できることをうれしく思います。大学改革を進める上で、大学職員のみなさんの力が組織の力となり組織の力が、大学改革を推進します。今回のSDが有意義なものになることを期待しています」と話されました。
その後、「チームビルディングとコミュニケーション」「働き方について」「学生対応について」の3つテーマで8グループに分かれ(1グループ5~6名)、約1時間のグループディスカッションを行いました。どのグループも話題が尽きず時間が足りなかったようです。参加した本学職員からは「具体的な取り組みの事例を聞けてよかった」「今度は部署ごとに分かれて高崎商科大学の事例を聞きたい」などの感想がありました。
高崎商科大学は、公認会計士の現役合格者を毎年輩出しており、全国的に注目されています。また、企業と連携した「3.5本の矢プロジェクト」や総合型選抜「探究・ブレインストーミング型」入試など、新しい取り組みを次々に打ち出しています。そこには大学職員が大きく貢献しており、大学改革の大きな力になっています。高崎商科大学の職員のみなさんのとの交流は、本学職員に貴重な学びの機会になりました。今後も交流が続いていくことを期待しています。
今回のSD研修会の内容は、各グループの意見交換内容を報告レポートとして作成し、双方の大学にて今後の組織運営などの業務改善に役立てる予定です。
※高崎商科大学の取り組みについては、ウェブサイトをご覧ください https://www.tuc.ac.jp/
[投稿日:2021年8月31日]