別府市×BEAMS×市内大学生でタブロイド紙『BEPPU* Local Paragraphs』を制作
別府市と株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区)は、新しいプロジェクト「BEPPU* Local Paragraphs」を立ち上げ、 別府大学、立命館アジア太平洋大学(APU)に通う学生とタブロイド紙『BEPPU* Local Paragraphs 2020』を制作しました。ゲスト編集者の桜井祐氏、川田洋平氏、瀬下翔太氏が、それぞれ「パブリック」「ナラティブ」「ラーニング」をテーマに企画を立て、学生はグループに分かれて誌面づくりに取り組みました。
プロジェクトは、2020年10月に本学メディアホールで開催されたキックオフミーティングを皮切りに、オンラインでディスカッションを重ねていきました。ワークショップも企画されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となり(11月のみ実施)、取材、編集作業はすべてオンラインに切り替わりました。制限がある中での活動になりましたが、別府ならではの公共温泉文化、別府に新しい風を巻き越しているフリースペース、学生のまちならではの寮や下宿事情など、編集者の指導を受けながら別府の魅力や課題をまとめあげました。
別府市には、本学、APU、溝部学園短期大学の3つの大学があり、12万人2000人ほどの人口に約8,000人の学生が学び、暮らす学生の街です。多様な文化を受け入れる別府の風土は、学生たちにも暮らしやすさや、多彩な出会いをもたらしています。参加した学生からは「別府の魅力を再認識した」、「もっと別府の良さを知ってほしい」との声が聞かれました。このプロジェクトをきっかけに、学生たちが新しい視点で別府の街に目を向け、地域の中でさまざまに活動してくれることを期待しています。
※タブロイド紙『BEPPU* Local Paragraphs 2020』は、本学(広報室)ほか、APUやビームス大分、別府市役所(秘書広報課)、別府市内の市営温泉、飲食店などで配布されています。ぜひお手にとってご覧ください。
参加学生の声
・このプロジェクトが始まった頃、学生生活や将来のことを考えると不安で、気分が落ち込んでいました。でも、リサーチを通じて別府には好きなことを仕事にしている方など、さまざまな生き方をしている人たちがいることを知りました。いろいろな方の生き方に触れ、私も悩んでいないで、好きなことをやってみよう、まずは挑戦してみよう!と勇気が湧いてきました。これからは、気分が落ち込んだら、別府のまちに出て元気をもらいたいと思います!
(文学部国際言語文化学科2年 甲斐麻奈未さん)
・別府の街に暮らす方々の想いに触れ、別府の魅力を再認識しました。このプロジェクトを通じて出てきたいろいろな課題や提案を、実現できるように自分も別府で活動をしていきたいです。
(文学部人間関係学科3年 久門健太さん)
・編集者の川田さん、APUの学生とチームになって取り組むことができ楽しく活動ができました。自分の役割を果たしながら、他のメンバーとも協力しプロジェクトを進める過程を経験できたことは、貴重な社会勉強になりました。市外から別府に移住し活動している方々の、別府を見つめる視点が面白かったです。
(国際経営学部国際経営学科4年 坂井祐華さん)
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[投稿日:2021年4月12日]