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【別府大学夢米棚田プロジェクト】七島イ苗の植え付けを行いました

【別府大学夢米棚田プロジェクト】七島イ苗の植え付けを行いました

 今年で6年目を迎える、「別府大学夢米(ゆめ)棚田プロジェクト」が今年も活動をはじめました。
 田植えに先駆けて、5月17日に大分県農業文化公園(杵築市山香)の棚田で、七島イ苗の植え付けをしました。今年は、新しく開講した「世界農業遺産体験学習」の受講生と、杵築市の八坂かっぱクラブの小学生も参加。水を張った棚田に、20センチほどに成長した苗を植え付けました。七島イは約3か月で1.5mほどに育ち、8月に収穫する予定となっています。昨年は天候の影響で、十分に成長しませんでしたので、今年は元気に育ってほしいです。
 次回の活動は、6月7日に田植えを行います。農業に興味のある方はぜひチャレンジしてみませんか?(夢米棚田チームではFace bookで情報配信中!)

七島イとは...畳表の材料として、江戸時代から盛んに栽培されていました。約半世紀前には国東半島一帯・別府湾沿岸地域で広く栽培されていましたが、高度経済成長期を境に減少していき、現在では国東半島のごく一部で栽培されるのみとなりました。しかし、2013年5月に国東半島宇佐地域が世界農業遺産に認定され、その特色となる農産物として七島イが挙げられたことから、その価値が見直されています。夢米棚田チームでは、伝統産品の普及の一助となるべく、2013年春からその栽培に取り組んでいます。

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[投稿日:2015年5月26日]